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デイブレイカー感想

ヴァンパイアが人口の9割を超えた世界。
血を飲まなければ脳に異常をきたし身体が変異、理性を失った怪物になってしまう。それを防ぐ為に元人間であったヴァンパイア達は、人間を狩り家畜化させて血液を生産し売り買いする。そんな状況を変える為に人間の血の代用品を研究開発をしていた主人公は、ある日出会った人間から元に戻る方法を教えられる。

太陽の光に当たらないように地下の交通網が発達したり、日光を浴びて燃えるヴァンパイアが森林火災の主な原因になったり、コーヒーの血液濃度の変化が血液供給不足を表現していたりと設定が細かい。もしヴァンパイアが増えたら社会はどう変化しているかがしっかりと考えられていて面白い。
またこの作品はヴァンパイアとセットになって出てくる「不老不死」という設定から考えられるであろうテーマを幾つも押さえているので、そうしたものに興味のある人にとっては見所が多く楽しめる作品だと思います。

「死を遮る事は出来ても死から逃れる事は出来ない」
死から逃れる為に人間を殺し怪物を殺したりと手段を選ばないヴァンパイア達。彼らは心臓の鼓動がない設定なんですが、これって心臓がないのと同じ…つまり「心がない」という事を意味してるんでしょうか?
永遠に生きられても自分勝手で人間を餌としか見ないその生き方は、もう心ある人間の生き方ではないのでしょうね。
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